あけましておめでとうございます。バイオサイエンス領域M1の舟窪絵衣美です。
2025年1月8日に初釜を行いました。
新年最初のお茶会のことを「初釜(はつがま)」と呼びます。
新しい年を迎えて初めてお釜に火をかけるためこのように呼ばれており、先生が濃茶を練ってくださる特別なお稽古初めです。
掛け軸や茶道具も普段と違って特別仕様で、初釜でしかお目にかかれません。

私にとって、先生にお茶を点てていただくことは初めての経験で、忘れがたい思い出となりました。静かな茶室でお釜の湯が沸く音を聞きながら、新年の始まりにふさわしい清々しい気持ちになりました。

「花びら餅」には甘く煮たごぼうが入っています。土に根を張る姿からも長寿を願う意味が込められています。ごぼうがお菓子に?!と驚きましたが、実際に食べてみると、その組み合わせの妙に感動しました。噛むごとに異なる食感と味わいが広がり、和菓子ならではの繊細な美味しさを堪能しました。
部員一同、今年も精進してまいります。
本年もNAIST茶道会をよろしくお願いいたします。